くせ毛は毎日きちんと乾かしているつもりでも、なぜか広がったりうねったりしますよね。
時間をかけられない朝ほど、思い通りにいかないものです。
実はその原因、ドライヤーの当て方や乾かし具合にあることが多いんです。
本記事では、特別な道具に頼らず、今日から実践できるくせ毛を落ち着かせるドライヤーの基本を分かりやすく解説します。
忙しい毎日でも続けやすい方法を知ることで、朝のヘアセットがぐっと楽になります。
くせ毛が治るドライヤーの仕方とは?

くせ毛は乾かし方でかなり扱いやすくなるんです。
髪の毛乾かすポイントを押さえて、少しでも思い通りのヘアセットを目指しましょう。
タオルドライ

まず大切なのは、ドライヤー前のタオルドライです。
ゴシゴシ拭くと摩擦でくせが出やすくなるので、タオルで髪を包んで水分を押さえるイメージでOK。
私も以前は適当に拭いていましたが、これを意識するだけで乾かす時間も短くなりました。
ドライヤーで乾かす順番
次に乾かす順番ですが、前髪→トップ→後ろがおすすめです。
最初は前髪・分け目・つむじなど、クセが出やすい根元を中心に、上から下へ風を当てるのがポイントです。
ドライヤーの風は根本から

くせ毛が治るドライヤーの基本は、とにかく根元から乾かすこと。
いきなり毛先に風を当てると、うねりが固定されやすくなります。
根元は、髪を少し引っ張りながら上から風を当てるのがポイント。
子どもたちお風呂上りバタバタの合間にサッとでも、ここだけ丁寧にすると全体のまとまりが全然違います。
ドライヤーの風の当て方
また、ドライヤーは近づけすぎず、手ぐしで軽く引っ張りながら乾かすのがおすすめ。
強風を当て続けないで、8割乾きを意識するだけで、髪はぐっと扱いやすくなりますよ。
仕上げの冷風
仕上げに、冷風を軽く全体に当てるのもおすすめです。
キューティクルが引き締まり、くせ毛の広がり予防にもつながります
忙しい毎日でも、このひと手間だけで朝のまとまりが全然違います。
少し意識するだけで、くせ毛が自分の思い通りになって1日ハッピーな気分で過ごせます。
髪の毛にいい8割乾かす目安
「8割乾かすって、正直よく分からない…」と思いますよね。
私も最初は感覚がつかめず、結局いつも完全に乾かしていました。
でも8割乾燥の目安は意外とシンプル。
触って冷たさがほぼなく、毛先だけ少ししっとりする状態がベストなんです。
ここで大事なのは、根元はしっかり乾かしてOKということ。
頭皮が湿ったままだと、くせが戻りやすくなります。
反対に毛先まで完璧に乾かそうとすると、パサつきや広がりの原因に。
忙しい朝でも根元重視、毛先はほどほどを意識するだけで仕上がりが変わります。
最後に冷風を軽く当てるのもおすすめです。
キューティクルが引き締まり、形が安定しやすくなります。
全部きっちりやろうとしなくて大丈夫。毎日続けられることが、くせ毛を扱いやすくするいちばんの近道だと感じています。
実は逆効果?くせ毛を悪化させるNG乾かし方
何気ない乾かし方がくせ毛を強くしていることも多いんです。
特に多いのが、下から風を当てる乾かし方。
ボリュームは出ますが、うねりや広がりの原因になりやすいので要注意です。
次に気をつけたいのが、乾かしながら何度も触りすぎること。
濡れた髪はとてもデリケートで、触るたびに形が崩れやすくなります。
つい指でくるくるしてしまいがちですが、ここはぐっと我慢。
手ぐしは必要なときだけで十分です。
そして意外とやりがちなのが、半乾きのまま自然乾燥。
時間がなくて放置すると、その状態でくせが固定されてしまいます。
全部完璧じゃなくていいので、せめて根元だけは乾かす。
これを意識するだけでも、翌朝の扱いやすさが変わりますよ。
まとめ
くせ毛を扱いやすくするために大切なのは、毎日のドライヤー習慣を見直すことです。
根元から風を当てて毛流れを整え、毛先は8割乾かしを意識するだけでも、広がりやうねりは抑えやすくなります。
また、下から風を当てる、触りすぎる、半乾きで放置するといったNG習慣を避けることも重要です。
くせ毛は完全に“治す”ものではなく、“扱いやすくする”もの。
くせ毛にもタイプがあって、うねりが強い人、広がりやすい人などそれぞれ違います。
ドライヤーはあくまでベース作り。
「今日はこれくらいでOK」と思えるラインを決めておくと、気持ちがぐっと楽になります。
忙しい毎日の中でも、髪が少し落ち着くだけで気分が違いますよね。
自分に合ったドライヤー習慣を見つけていきましょう。


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