防災グッズをそろえたい気持ちはあるのに、子ども用のものって高かったり、大きすぎたり、そもそも何を準備すればいいのか迷ってしまいますよね。
そんな不安、私もよく感じていました。
でも実は、特別な道具がなくてもダンボールや新聞紙のような家にある素材だけで、十分に備えになる防災グッズが作れるんです。
しかも一緒に作ることで、子どもたちの防災意識が自然と育つのが嬉しいところ。
今回は、我が家でも実際に作って役立った手作り防災グッズを、簡単にできるものを中心にご紹介しますね。
親も子供も一緒に防災意識を高めていきましょう!
防災グッズを手作りするメリットとは
手作り防災グッズの良さは、何より子ども自身が防災を自分ごととして理解できることだと思います。
作っている時間そのものが学びになるので、遊びながら自然と防災を身につけられるんです。うちの子どもたちも、新聞紙スリッパを作った日から「地震のときはこれ履くんだよね?」と防災意識がぐっと変わりました。
さらに、年齢や体のサイズに合わせてアレンジできるのも魅力です。
名前を書いたり、好きな色にしたり、兄弟で色分けしたり…家庭に合った備えができるのが嬉しいですよね。
そしてもうひとつのメリットはコスト面。
我が家でもダンボールや新聞紙を使うのでほぼ無料で作れますし、自由研究にもなるので一石二鳥。
親子で楽しく準備できるという点でも、とても続けやすい防災方法だと感じています。
【作り方】子どもと一緒にできる簡単手作り防災グッズ(選抜5つ)
ここでは特に「子どもと一緒に作りやすい」「すぐ役立つ」ものを中心に作り方を紹介します。
1. 新聞紙スリッパの作り方
材料:新聞紙2〜3枚、テープ
作り方
- 新聞紙を縦に三つ折りする
- 足のサイズに合わせて折り返す
- 甲の部分をテープで固定する
- 靴底部分を重ねて補強する
ポイント
・消耗したらすぐ作り直せる
・汚れても交換しやすい
2. ダンボール簡易イスの作り方
材料:しっかりしたダンボール、テープ
作り方
- ダンボールを円筒状に丸め、固定する
- 上に座面用のダンボールを乗せて補強
- 転倒防止に底部分をしっかりテープで固定
ポイント
・高さを子どもに合わせて調整できる
・軽くて持ち運びやすい
3. ペットボトルランタンの作り方
材料:空のペットボトル、水、LEDライト
作り方
- ペットボトルに8〜9割ほど水を入れる
- LEDライトを下から照らすようにセット
- 部屋全体に光が広がりやさしい明るさに
ポイント
・子どもが怖がりにくい柔らかい光
・電池式LEDで安全に使用可能
4. 牛乳パックランタンの作り方
材料:牛乳パック、穴あけパンチ、LEDライト
作り方
- 牛乳パックを洗って乾かす
- 好きな模様に穴を開ける
- 内側にLEDライトを入れる
ポイント
・自由研究や工作にも使える
・子どもがデザインを楽しめる
5. 新聞紙の保温ベストの作り方
材料:新聞紙、ガムテープ、ハサミ
作り方
- 新聞紙を重ねて体のサイズに合わせて切る
- 肩と脇をテープで固定する
- 上着の下に着れば保温効果がUP
ポイント
・避難所の寒さ対策に役立つ
・大人も子どもも使える
自由研究におすすめのテーマ例
防災グッズ作りは自由研究にも相性抜群です。子どもが取り組みやすいテーマを紹介します。
分析→観察→結果→まとめの流れで記録すれば立派な研究になります。
自由研究テーマを何にしよう…という夏休みの毎年の悩みを、防災を絡めて考えることができるのはとてもいいですね。
子どもと一緒に防災を学ぶコツ
防災を「怖いもの」として伝えるのではなく、日常の延長として学ぶことが大切です。
- 作ったアイテムを実際に使ってみる
- 防災ごっこを通じて楽しみながら学ぶ
- 子どもの年齢に合わせた説明をする
- 作った防災グッズを非常袋に一緒に入れる
- 兄弟で役割分担を決めて、災害時の行動を習慣化する
手作り防災グッズは、親子で「もしも」に備える最高のきっかけになります。
防災グッズを手作り!子供と一緒にダンボールや新聞紙を使って防災力アップまとめ
今回紹介した手作り防災グッズは、どれも家にある材料で手軽に作れて、子どもたちと一緒に楽しみながら防災意識を育てられるものばかりです。
新聞紙やダンボールは軽くて扱いやすく、非常時にはスリッパやイス、保温ベストなど、暮らしを支える大切なアイテムに早変わりします。
市販の防災グッズをそろえるのが大変でも、こうした身近な備えなら今日から無理なく始められます。
親子で作れば、子どもが自分で身を守る力も育ちます。
ぜひ、できるところから家族の防災力アップに役立ててみてください。




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